介護の量が充実していること
1人で生活できなくなった部分をサポートするのが介護です。
体が不自由になっても認知症がでてきてもその人らしい生活を続ける為には、その方の手となり足となりサポートスタッフがどれだけいるかとどれだけがあるかが一番大切です。いくらナースコールが整っていても一斉に4か所、5ヵ所でコールが鳴り、職員が1〜2人しかいなければ、すぐにかけつける事はできません。
まず職員の人数が大切です。介護保険の施設は全て、ご利用者様3人に1人の職員がいることが条件になっています。ただこれはいつも3人に1人が仕事をしている訳ではありません。勤務している人数がご利用者様3人に1人ということです。職員は一般に週に5日勤務ですし、夜勤をすれば、翌日は休みです。実際には50人の施設で日中でも5〜6人、夜は2人位です。これではどんなに職員が頑張っても納得のいく介護は難しいのが現状です。
うさぎは、ご利用者様3人に対し2人と基準の2倍の職員を配置します。これでも十分とはいえないのですが、ずいぶん違う介護ができます。
介護の質が高いこと
人数が多くても1人1人の介護の能力が高く、更に方針が統一されていなければ十分な介護ができません。
職員は、介護福祉士、ヘルパー2級の有資格者であるのはもちろん、その施設としての介護方針が確立されていて、その方針のもとに十分な研修が行われていることが必要です。
当グループはヘルパースクールも開催し、ヘルパー養成すると同時に、人材開発室をもち、奨学金制度や研修制度と連動した評価制度のもとに、心、知識、技術を備えた職員を養成しています。
更に職員の定着率が高く、長く勤務してくれる職員が多いことも介護の質につながります。同じ職員がいて、長く勤めて初めてご利用者様とのコミニュケーションもとれます。
主催のヘルパースクールで人材を養成。職員は奨学金・研修制度と連動した評価制度のもと、人材開発室で介護の心・知識・技術を習得、業界としては高い定着率を維持しています。
規模が小さいこと
施設の規模が大きい方が共有スペースや設備などが豪華にできますが、生活の場として考えてみて下さい。なるべく小人数で家庭に近い環境が一番です。
うさぎではたった12人。1人1人のペースに合わせた生活ができます。
医療と介護が連携していること
どこの施設も「連携医療機関」というものは設けていますが、逆にその医療機関しか現実には利用できないという規制になってしまっている施設が多いのが現状です。 本当に必要なのは、介護をしているスタッフが医療と連携をとるべきタイミングを逃さないこと、その時の状況に適した医療機関と連携をとることです。
うさぎは、医院の3Fです。看護師はいつでも医師に相談できますし、地元の開業医ですから地域の医療機関の情報は豊富です。
ご家族の状況にあったサービスがあること
親を思う気持ちが強くても、現実には仕事や家庭などで思うように動けないご家族が多いのが現状です。
ご家族の状況、御希望に応じて、個別のサービスがあることもポイントです。
申し込み制で、例えばお買い物や観劇、外食などの手配や付き添い、病院の送迎だけでなく、病状が活動方針の説明を聞いてほしいというご希望があれば、看護師が付き添うことも可能です。
信頼関係を築ける施設であること
高齢者の生活はリスクばかりといっても過言ではありません。どんなにすばらしい施設でも事故がおこることはあります。また、お元気な頃を知っているご家族様から見るとご本人に対する施設の対応に納得がいかないことも必ずあります。
そういう時にきちんとご家族様に向き合って、どうすれば改善できるかをご家族様と一緒に考えていける施設であることが大切です。
施設は経営者や職員だけでなくご家族様やご利用者様が一緒に育ててつくりあげていくものだと思います。
うさぎはまだこれからの開設です。至らないこともたくさん出てくると思います。
今までの施設では、グループ内の事故、クレームは全て報告用紙で集め、各施設の様々な職種の集まる会議で毎週、どうすれば防げるのか、どうすれば改善できるかを話し合っています。うさぎはこの経験を活かしつつ、常に改善点をさがしていきます。